「空っぽの部屋」に、未来の暮らしを描く仕事
インテリア好きの私が、不動産エージェントになった理由
もともと私は、雑貨やインテリアが大好きで、週末になるとインテリアショップやカフェを巡るのが楽しみでした。
「こんなお部屋に住みたいな」「この照明を置いたらもっと素敵かも」
そんな妄想を繰り返すうちに、気がつけばインテリアコーディネーターの資格まで取得していました。
でも現実は、まったく別の業種で働く毎日。
やりがいはあるものの、「本当にやりたいことって何だろう?」と、ふと立ち止まる瞬間が増えてきたんです。
「好き」を仕事にできる道があると知った日
そんな時に出会ったのが、不動産エージェントという働き方でした。
RE/MAX BASEで話を聞いたときに驚いたのは、未経験でも自分の得意を活かせるフィールドがあるということ。しかも、副業・フリーランスとしてもスタートできる柔軟さも魅力的でした。
私が選んだのは「賃貸物件」の案内からのスタート。
最初は緊張の連続でしたが、空っぽのお部屋を見て、お客様がピンと来ていない様子を見たときに思いついたんです。
“ここにラグを敷いたらどうですか?”
インテリアの力で、お部屋が生きる
「このお部屋、ソファはこの壁側に置くと光が入って気持ちいいですよ」
「テレビボードはナチュラルな木目にすると、床との相性がいいかも」
「玄関にはスワッグやミラーを飾ると印象が変わりますよ」
私は、これまで好きで集めてきたインテリアの知識をフル活用して、
“ただの部屋” を “暮らしのイメージ” に変えるお手伝いをしました。
すると、お客様の目がパッと輝いて、
「この部屋、すごくワクワクしてきました。ここに決めます!」と笑顔に。
「暮らしのはじまり」に寄り添える喜び
あの時のお客様の笑顔は、今でも忘れられません。
自分の提案ひとつで、新しい暮らしを想像してもらえたこと。
それが、自分の“好き”を活かした働き方の魅力だと感じました。
インテリアはただの趣味だと思っていたけれど、
不動産の現場では立派な「提案力」になる。
「空間」だけではなく「気持ち」まで彩ることができる。
そんなやりがいに、私は毎日ワクワクしています。
“暮らしのパートナー”としての、次のステップへ
今では少しずつ、賃貸だけでなく分譲マンションや中古住宅にも関わるようになり、
「この家具を置いたらどうなるか」
「この部屋をどう活かせるか」と、お客様と一緒に考えるのが本当に楽しいです。
人生は一度きり。
「好き」をきっかけに、未知の世界へ飛び込んでみるのも、悪くない。
そう思えたのは、不動産エージェントという自由な働き方があったから。
これからも、**“空っぽの部屋に、未来の暮らしを描く”**お手伝いをしていきたいと思います。