【分譲マンション専門 × 不動産エージェント】
“理事会経験”が導いた、自分らしい不動産の道。
「誰でもできる仕事にはしたくなかった」
不動産エージェントとして独立するにあたり、私は最初、少し迷いがありました。
宅建士の資格を取り、営業のノウハウも少しずつ身につけた。
けれど、「自分の強みって何だろう?」と考えたとき、何かが足りない気がしていたのです。
過去の経験が、すべてのヒントになった。
私は以前、自宅マンションの管理組合で理事会役員を務めたことがあります。
住民からは見えづらい管理の裏側、共用部修繕の計画、管理会社との交渉…。
最初は正直「大変そうだな」と思っていたのですが、いざ関わってみると、分譲マンションの価値は“管理”で決まるということを実感しました。
特に印象的だったのは、理事会の体制によって物件の空気感がガラリと変わること。
修繕積立金の使い方や長期修繕計画の実効性、住民間のコミュニケーションの在り方…。
こういった目に見えない部分が、実は購入者にとって非常に重要だということを、多くの人は知りません。
専門特化で戦う。不動産エージェントの選択。
「分譲マンションの管理を、もっと多くの人に“見える化”して伝えたい」
そんな思いから、私は分譲マンション専門の不動産エージェントという道を選びました。
エリアは絞って、マンションも徹底的に調べる。
どんな理事会運営がされているのか、過去の修繕履歴、将来の計画、管理会社の実績…。
表に出てこない“リアルな管理実態”まで含めて、物件の価値を判断できることが、私の強みです。
お客様からは「そこまで教えてくれる不動産会社は初めて」と言われます。
でも、それこそが“エージェント”という働き方の醍醐味。
自分の過去の経験や視点を、しっかり価値に変えられるのです。
分譲マンションを買うのは、物件だけじゃない
不動産購入は“物件”を買うのではなく、“暮らし”を買うこと。
分譲マンションの場合は特に、その建物全体の方針や維持の仕方が、未来の安心感を左右します。
たとえ同じような築年数や立地でも、理事会が機能しているマンションとそうでないマンションでは、
5年後・10年後の資産価値に差が出る可能性もあります。
その見極めをできるのが、分譲マンション専門エージェントとしての私の役割です。
RE/MAX BASEで見つけた、自己流キャリアの形
RE/MAXでは、エージェントがそれぞれの“専門分野”を持つことが奨励されています。
エリア特化、外国人対応、町家再生、収益不動産…
そんな中、私は「分譲マンションの見極めなら任せてください」と胸を張って言えるようになりました。
会社に縛られず、自分の専門性を高めながら活動できるこの環境は、
他のどこにもない自由で実践的なスタイルです。
「不動産エージェント」としての進み方は、無限にある。
今、これから不動産エージェントを目指そうとしている人へ。
大切なのは、“自分の得意分野”を信じて、そこに集中すること。
「過去に○○をしていた」「△△について人より詳しい」
その経験は、必ずエージェント活動の武器になります。
私にとってそれが、“分譲マンションの理事会経験”だったように。
あなたの過去が、未来の専門性になる
分譲マンションを誰よりも深く知るエージェントとして、
今日も私は、次の理想の暮らしを求めるお客様に向き合っています。
「専門特化」は、決して狭める選択ではなく、“深める”選択。
あなたもぜひ、自分だけの強みを軸に、エージェントとしてのキャリアを築いてみてください。