生まれ育った街、東山区への想い
私は京都市東山区で生まれ育ちました。小さい頃から八坂神社や清水寺など、世界中から観光客が訪れる景色が日常にあり、この街が持つ魅力を肌で感じてきました。大学進学をきっかけに地元を離れたものの、就職先を京都で探すべきか、それとも別の街で新しい生活を始めるべきか、長く悩んだ時期もありました。
そんな中で、子どもの頃から興味のあった「不動産」という分野を通して、東山区に貢献できる道を見つけました。それが、不動産エージェントとして働くという選択です。
東山区専門エージェントの役割
東山区は、京都の中でも歴史と文化の色濃いエリアで、町家や伝統的な街並みが多く残されています。観光資源としても非常に魅力的ですが、その一方で観光公害(オーバーツーリズム)という課題にも直面しています。
私は、この地域の専門不動産エージェントとして、単に物件を仲介するだけでなく、街全体の持続的な発展に貢献したいと考えています。観光客が集中するエリアだけでなく、魅力がまだ十分に知られていない場所や、空き家を活用した新たな宿泊施設の提案を通して、人と人、街と街をつなげていきます。
観光公害への取り組みと地元との連携
東山区の課題のひとつは、観光地周辺の混雑です。私は観光客の動線を見直し、地域全体に観光の恩恵が分散されるような不動産活用を提案しています。
具体的には、
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地元自治会との連携による空き家活用計画
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観光拠点を分散させる宿泊施設・店舗の誘致
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インバウンド需要に応える多言語対応物件の紹介
こうした活動を通して、観光客が一箇所に集中するのを防ぎ、住民生活と観光事業のバランスを保つことを目指します。
インバウンドの活用と未来への展望
東山区は、外国人観光客にとっても人気の高いエリアです。私はインバウンド市場を積極的に活用し、海外からの投資や長期滞在者向けの物件紹介にも力を入れています。多言語での対応や、文化的背景を理解したうえでの提案を行うことで、海外の方にも安心して東山区に関わっていただけるようにしています。
これからも、地元の魅力を世界に発信しながら、地域とともに成長していく不動産エージェントでありたいと考えています。
最後に
私にとって、東山区は単なる地元ではなく、「守り、育て、未来へつなぐべき場所」です。不動産エージェントとして、そして一人の東山区出身者として、この街の持続的な発展に全力で取り組んでいきます。
もし東山区で物件を探している方、または地域の活性化に関心のある方は、ぜひお声がけください。歴史あるこの街で、新しい可能性を一緒に見つけましょう。